ロータリー財団100周年記念事業
ロコモチャレンジ 「ロコもっと元気に歩こう」
ポリオ撲滅のための募金活動
浜田ロータリークラブはロータリー財団100周年記念事業として ロコモチャレンジ「ロコもっと元気に歩こう」のテーマでロコモの啓発、予防運動についてのイベントを行いました。「ロコモ」とはロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略で運動器(骨・筋肉・関節・神経)の障害のために移動機能の低下をきたした状態をいい、進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
超高齢社会となった当地において、高齢者が自身の運動機能を知り、自立した生活ができるように支援することを目的として、運動器の障害によって起こった「立つ」「歩く」といった運動機能の低下をより早くから認識し、寝たきりにならず、健康寿命を少しでも延ばせるように、運動機能測定を行うと同時に予防運動の指導を行い、元気な高齢者が地域に増えることを願って奉仕しました。
平成28年10月16日(日)独立行政法人 浜田医療センターのふれあい庭園横で行われた、浜田駅北医療フェスタに参加し、来場者に40cmの台から片脚で立ち上がれますか? 20cmの台ではどうでしょう?といった「立ち上がりテスト」、そして、最大歩幅で二歩進んでバランスを崩さず何㎝進めますか?などといった「2ステップテスト」に挑戦していただき、自分の下肢筋力、バランス能力、歩行能力を知っていただきました。このテストの補助を会員、ローターアクト、米山奨学生と一緒に行いました。
来場者の中には片足で立てると思ったのに立てない、2ステップテストでバランスを崩してしまったなど、自分の移動能力の低下に初めて気づかれた方が多くいらっしゃいました。その結果を踏まえて、予防運動及び移動機能向上のためのトレーニング指導を会員の医師及び理学療法士によって行いました。
当日は曇り空で、時折小雨混じりの天気でしたが、78名の方のテストをすることができました。会員も含め、自分の移動能力をよく知った上で、日々の運動を続けていただき、何時までも健康で、楽しい日常生活を送っていただきたいと思います。
同時に、ロータリークラブが長年続けております、ポリオ(小児麻痺)撲滅のための募金活動を行いました。会場内に募金箱を設置し、会員、ローターアクト、米山奨学生、皆で募金を呼びかけ、多額の募金を集めることができました。ご来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。